GUATEMALA コーヒー農園視察記①
暖冬とはいえ、自転車にとっては十分寒くて、春が待ち遠しい今日この頃です。
東京の四季を感じながら私たちが毎週自転車で配達をしているコーヒーですが、世界60か国以上で生産されています。60か国というと結構多くの国で生産しているようなイメージですが、コーヒーは亜熱帯性の植物で、生産できる地域が限られています。生産に適している地域に対して、赤道付近の範囲を指す「コーヒーベルト」という言葉が存在するほどです。
品種や地域によっても異なりますが収穫シーズンが決まっており、この度収穫シーズン(2月)に合わせて、私たちBICYCLE COFFEE TOKYOが焙煎するコーヒーでは定番となっている「グアテマラ」のコーヒー農園に視察に行ってきました。
グアテマラ:国土の70%が山岳地帯で、中米有数のコーヒー生産国です。強い日差し、降雨量、火山由来の土壌、山の傾斜や高原を利用して栽培されています。また、山側から吹く冷たい風と谷側からの暖かな風によって適温が保たれ、高品質なコーヒーが生まれます。 上記したものの、かしこまった文面はあまりBICYCLE COFFEEらしくありませんので、いわゆるコーヒー屋っぽい説明はこのくらいにして、写真と合わせて滞在の様子をご覧ください‼
日本を出発後、2回の乗り継ぎ(ロサンゼルス・マイアミ経由)で計40時間をかけてグアテマラへ向かいます。
途中のロサンゼルスでは、、、
乗り継ぎの間に時間があり、BICYCLE COFFEE LAを訪問して記念撮影‼︎が目的ではなく、少しの時間でしたが現地のスタッフと一緒に焙煎をしたり意見交換をしてきました。
国も文化も違う所ですが、自分たちと同じ考えを持って活動している者同士。共通していることは、コーヒーはもちろん、やっぱり自転車だろ‼︎という所でしょうか、一緒にサイクリングまでしてきました。
次のマイアミの空港では、
乗り継ぎのみで外に出る時間はありませんでしたが、とても明るい雰囲気で、人・空間がリゾート感たっぷりな空港内でした。もちろんマーリンズショップにはイチローグッズが売っていたわけで。。 さあ、そしてマイアミからグアテマラへ‼3時間ほどで首都グアテマラシティの空港に到着。
でた‼スペイン語‼そうここはスペイン語圏。
入国審査をどうしようかが問題で、とびっきりの笑顔で押し切っちゃえとかいろいろ考えていましたが、審査官のおばちゃん、まさかの一言も話さず押印のみでスルー‼ 恐らくおばちゃんもスペイン語しか話せない人だったのか、日本のパスポートを出したら向こうも質問する気にならなかったのでしょう。無事入国。
入国後、別々で来ていたBICYCLE COFFEE本国メンバーと空港の外で合流。
BICYCLE COFFEEが扱っているコーヒー農園のスタッフが車で迎えに来ており、いざコーヒー農園へ‼目指す農園は、グアテマラ西部のSan Marcos地方。
通過だけでしたが、グアテマラシティは車やバイクが多く走っており、日本車から海外の高級車まで見かけます。日本と同じような大型ショッピングモールもありました。
San Marcosまではグアテマラシティから車で約7時間。
市内から遠く離れていくほどに景色が変わっていき、まるで世界の秘境に行くテレビ番組のような気分でした。
さすがに7時間も移動していると車内は疲労感満載でしたが、夜になった頃に無事San Marcosに到着。
農園がある山の麓にあるゲストハウスに1泊する事になりました。
外は本当に真っ暗で何も見えず、周りに山があるのかも分からないまま、ゲストハウスに1本だけあったビールを皆で分け合って就寝しました。
この辺りはメキシコ国境が近く、日本でもおなじみのコロナビールが流通しているそうです。 次はいよいよ農園に‼
つづく。