GUATEMALA コーヒー農園視察記⑤
【San Martin, Concepcion Buena Vista】 そこは我々が次に向かった農園、全く想像できなかった農園でした。 前回までのブログでご紹介したように、私たちが最初に訪問した「El Platanillo」農園はいわゆる「Rain Forest」という感じのコーヒー農園でした。 もちろん栽培方法や環境に対しては想像していなかった部分はすごく多かったのですが、同じグアテマラで、しかもより標高の高いところで、全く異なる農園と出会いました。 それがこちら。
ひどい砂埃‼︎ コーヒー農園⁉︎
この農園、標高1800mなのですが風が暖かく、気温も高く、とても乾燥しています。
美味しいコーヒー育つの!? というような印象です。
この土質、実は火山が有名なグアテマラならではだったのです。火山由来の石が大小多く混ざっています。
そしてこの農園のコーヒーチェリーがこちら、
めちゃくちゃ大きく完熟してました。そして未熟な豆や欠点豆が少ないのです。
わかりやすく言うと、これが本当の「あま〜い‼︎」です。もう一回言います「あま〜い‼︎」
土壌に多く含まれる石についてオーナーのBernardoさんが説明してくれました。
ここは火山に囲まれていてちょうど暖かい風が下から吹き上がる谷に位置しているようです。
雨が非常に少ない場所ですが、火山由来の石が雨の水分を貯め込み、徐々に放出してモイスチャーコントロールをしてくれるとのことです。
雨が少ないことがマイナスのように感じますが、激しい雨が一気に降ることがないので、コーヒーがストレスを感じることもないそうです。
さらに農園を進みます。
砂埃がひどくて荷台に乗っている我々の服は徐々に白くなっていきます。
するとこんな珍しいチェリーが!
オレンジ色のカトゥーラです。粒のそろった、すごく綺麗なオレンジ色です。
そして言うまでもなく、予想通り「あま〜い‼︎」
ここの農園のチェリーは今後BICYCLE COFFEE TOKYOで使用予定ですのでお楽しみに‼︎
最後にBernardoさんと記念撮影。
男3人、これはあまくない絵面です。